80fc534a.jpg

はい、期間が空きましたがこんにちは。
岐阜旅行オフレポ後半戦です。

湯之島館~関市~帰路となり次回で終了になります。
写真が多いので長くなりますがご了承ください。

さて、オレのせいで寝不足のまま朝を迎え、朝食を食べに行ったわけですが…残念写真取り忘れてた。
普通のボリュームの一般的なホテルの和風の朝ごはんではありましたが、全部美味しかったですね。
残さず食ってしまいました。
その中でも朴葉味噌が半端無くやばかったです。
「これはまずい」「やばい」などと不穏な言葉を言いながら食ってました。

うますぎて朝飯食い過ぎた上に昼飯も食えなくなるんじゃないかという意味です。

「これは(旨すぎる。コレじゃご飯が進みまくるし、昼飯とか色々食いたいものがあるのに)まずい」ですね。
結果、普通に食い過ぎました。
ご飯お代りして食っちゃった。

ちなみに湯之島館ではスタンプラリーをやっており、全部集めると割引券になるそうでしたがやりませんでした。
お金落としていく気まんまんでしたので。

名残惜しいですがここでお別れ。
次の目的地は刃物の町関市です。
この度の目的の一つであるナイフの購入のためにここを訪れました。


関市:大阪の堺市と並び、刃物の町として有名。
フェザーカミソリや貝印など、有名な企業の拠点がある。
岐阜県関刃物産業連合会では刃物産業を盛んにするために、関市近郊の刃物関連業者が集まり独自のブランドを展開したりなどしています。

というか関市の俺らが行った鍛冶屋に、一枚目の写真のプレートがはまってたんだけど、関東とか関西とかって関が中心だったのか。知らなかったw

さてさて、今回向かったのは関鍛冶伝承館です。
ここでは実施される日は決まっていますが鍛冶屋体験が出来ます。
アレです、真っ赤になった鉄を打つ作業を体験できるんです。

4389617e.jpg

到着すると、作業場がありました。
今回は俺らを含めても結構少ない人数でしたが、あまり多くても身動き取れんので丁度良かったですね。
手前に並んでいるのは日本刀の作業工程が分かる展示です。
左は原料、そこから右に行くにつれて工程が進み、一番右は日本刀の形を取るところまでです。
日本刀っていうのは、本当に何度も何度も叩いて伸ばして折り返してまた伸ばして…の繰り返しで、それによって粘りのある強い刀が出来るんだってのがわかりますね。

d783b171.jpg

作業場の全景。
結構こじんまりしています。
一番左の座ってる人がお師匠さんですね。
面白い方でした。
ほかは若い見習いの人達。

7a22a510.jpg

実演。
写真中央にレバーが見えますが、アレが吹子ですね。
アレを引いたり押したりして、炎を調節します。
今やっているのは叩いて折り返すまでの作業の部分です。

8d32fb85.jpg

吹子を使って火を調節。
今見えている火はまだ暗く赤い炎ですが、温度が上がってくるとオレンジに近い色で輝いて見えます。
綺麗です…が熱いです。あの近くほんとに熱い。

01722b8f.jpg

3人のお弟子さん。
なんかみんなカッコいいんだけどw
で、手前の人が妙に友達に似ている気がしてならんのです。
ちなみにこの方、めそと同郷ということが判明。
しばらく二人で話ししてましたw

bc61bce5.jpg

横から。
ここは近いので火花がモロに跳ねてきます。
なので衝立を使ってその奥からの見学。
これは全員でリズムよく叩いている所。
「相槌」「トンチンカン」はこの鍛冶の様子などが語源になっています。
師匠が小槌で作業台を叩き、その叩き方で弟子に打ち方を伝えます。
その時の様子が師匠の鎚に答えるように弟子が振り下ろして答えることから「相の槌」と呼ばれたそうです。
トンチンカンはそのまま音を表現しています。
師匠の合図で弟子が打ちますが、タイミングをずらして打つので揃わないんですよね。
それからちぐはぐな事を意味するようになったそうです。…が、なんか府に落ちねぇなぁ…。
ネガティブな意味で使われるのが納得行かないwwww

ffd2a203.jpg

日本刀の説明してくれています。
真剣です。
鍛冶屋でやるのは形を作るところまでで、後は研ぎ師の仕事になるそうです。

b0666494.jpg

この研ぎ師の仕事も、美しい紋様が綺麗に見えるようになど色々と難しいらしいですね。
日本刀は色んな職人が集まって、やっとで作られるものでした。
詳しくは日本刀のページを参照のこと。
すげぇ職人必要なんだな…。

その後自分たちでも体験できることになり、全員で師匠の鎚にあわせて打って行きました。
あのデカイ鎚意外と重かったよw
もちろん、鉄はもう冷めたやつを打っているので、火花が飛んだりなどの危険はありません。
ちいさい女の子も楽しんでいました。
機会がある方は是非体験してみて欲しいと思います。

後はお師匠さんやお弟子さん達と色々お話させてもらい、その場を後にしました。

さて、ナイフ買うぞ。

428ebcaa.jpg
9cf7b0cb.jpg

よし、買ったぞ。

刃物屋を見て、色々悩んだ挙句このナイフにしました。
この旅の一番の目的は果たされましたw
後はこれを護り刀として使うだけです。(まだやってないwww)

やっぱり購入するときに一筆かかされましたね。悪いことはできないね。する気もないけど。
このナイフ使ってなんか事件あったら連絡来るんだろうな…願わくば規制されませんように。
ちなみにSEKI-CUTという複数のメーカーが集まったブランドのものを買って来ました。
折角だから関の名前が入ったものが欲しかったという理由です。

うん、それにしてもこのナイフ気に入った。
適度なこの重みやらマットブラックの無骨なボディ、しっかりした作りで扱いやすいですね。
最高です。

長くなったので分けます。
次回は養老乃瀧~帰路となります。
多分すぐ更新する。

====================================

朴葉味噌
とても美味しかったので、湯之島館のおみやげコーナーで買って来ました。
家に帰ってから豚肉と味噌を混ぜて炒めて食ったりなどしましたが、半端無く美味しくてご飯おもいっきり食ってしまいました。
また食いたいなぁ…。


サムライソード アンブレラ ミニ
日本刀風の傘の折り畳みバージョンですか。
コレはコレでいいなぁ…欲しいwww


G・SAKAI(ジー・サカイ) SEKICUT SC141 Darrel Ralph Flame Lock ブラック
俺が買ってきたのと全く同じものです。
お気に入り。
早く護り刀にしたいが…今神無月だしなぁ。